CISE(チセ)について

CISE(チセ)についての説明

CISE(チセ)とはアイヌの伝統的な住居建築であり、『家』を指します。
利用者様の『家』での生活を大切にしながら、訪問看護としてそれを支えていく為の力になりたい、
そういった思いで名付けました。

CISE(チセ)の訪問看護について


精神疾患を抱える方のご自宅に訪問し、それぞれの病状や困りごとに合わせた支援をします。
利用者さまに必要な支援を共に考えながらリカバリー(回復)のお手伝いをしていきます。
精神科にて通院治療をおこなっており、主治医の指示があればどなたでも対象となります。
CISE(チセ)では発症初期の方・若い方への支援(早期介入)や、重い精神疾患を抱えた方への支援にも力を入れています。
そのための早期介入プログラムとACTプログラムを支援の中に取り入れています。

発症初期の方・若い方への支援

精神疾患は発症間もないころから適切なサポートを受ける(早期介入)ことで、その後の病状の悪化を予防できるといわれています。
CISE(チセ)では早期介入支援として専用の相談窓口やサービスを設け、必要な治療が適切に受けられるようコーディネート、サポートをして参ります。

早期介入

精神疾患において、発症エピソードから治療に至るまでの期間が長いほど予後が不良であると考えられています。
精神科に対しての偏見や治療への抵抗などで、治療や支援に繋がることが遅れてしまいがちです。
最近では、家庭や社会環境により幼いころからストレスフルな状況にいる若者や、青年期以降に精神的問題が表に出てきたりなど、
若年層へのメンタルヘルスの問題が増えてきています。
こういった問題に対してCISE(チセ)では10年後、20年後の精神医療の未来を見据えたアウトリーチを展開していきたいと考えました。

CISE(チセ)が早期介入事業として

  1. 相談事業、必要な医療や支援のコーディネート
  2. 地域と連携し、当事者をサポートできる環境づくり
  3. 教育機関・企業と連携し、メンタルヘルスケア事業
  4. イベント等を企画し、社会との繋がりを作る

重い精神障害を抱えた方への支援

入院が長期にわたる・地域生活の継続が困難である等の症状の重い方への支援に対しては、手厚い柔軟な支援が必要と考えられています。
CISE(チセ)では、ACT(Assertive Community Treatment:包括的地域生活支援プログラム)という重い精神障害を抱える方々を地域で支えるための
プログラムを参考に支援をおこないます。CISE(チセ)には実際にACTチームでの支援経験を持ったスタッフが在籍しています。

ACTについて

ACTとは、重い精神障害を抱える方の入院を最小限にし、地域での生活を支えるためのプログラムです。
そのために、当事者中心に考えるリカバリー志向や、柔軟で手厚い支援体制が重要とされています。
ACTには以下のような要素を含んでいます。

  1. リカバリー志向である。
  2. 多職種である。
  3. 担当制である。
  4. 退院支援を行う。

会社概要

商号 株式会社Ay(アイ)
所在地 〒062-0904
札幌市豊平区豊平4条3丁目3番17号
設立 2022年11月15日
代表者 代表取締役 伊東 新太郎

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